awsについて知ろう!便利なcliを使った運用の方法も解説

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ITの世界は日々進化しています。それも人間が、猿からゆっくり500万年かけて進化していった様なスピードではなく、劇的なスピードで発展しています。IT機器の発展が始まったのは1970年代ですが、当時のパソコンは操作した内容を保存する機能がなく、現代のパソコンがいかに発展を遂げたのかが分かります。

そして、現代多くの人に利用され、湯水のごとくなくてはならない存在になっているクラウドが発展したのは2000年代後半からです。

クラウドって何?クラウド代表のAWS

クラウドとは、一言で説明すると、インターネット回線さえつながっていれば利用できるサービスの事を指します。ソフトウエアをインストールしたり、ハードウェアを購入したりといった事をする必要がありません。そんな便利なサービスの代表選手がインターネットショッピングでお馴染みのAMAZONが提供するAWS(Amazon Web Services)です。

190か国の国々で100万人以上が使用しており、日本国内だけでも10万人が使用しています。他にも、Azure(Microsoft)、CloudPlatform(google)、Bluemix(IBM)なども同様のサービスを手がけていますが、AWSはダントツトップのシェア率を誇っており、世界のクラウド市場の3割を占めていると言われます。

ちなみに、第2位はAzure(Microsoft)で世界のクラウド市場でのシェア率は1割程度であるため、いかにAWSが群を抜いているかが分かります。なぜ、AWSがダントツトップのシェア率を誇っているかと言うと、クラウド市場に真っ先に(2006年~)参入していたことと、クラウド市場の発展について先見性があった事が理由としてあげられます。

また、40以上のサービスを無料で試せると言う太っ腹な所も、世界中の人がAWSを選ぶ大きな理由であると考えられます。

AWSについてもっと知ろう

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AWSとは、Amazonが提供する便利なクラウドサービスです。Amazonが、世界中からあつまる注文の処理や、大量の商品の在庫管理、データ分析のために構築したインフラやアプリケーションを一般に公開したことが始まりです。

現在、アメリカ東部(北バージニア・オハイオ)・アメリカ西部(カリフォルニア・オレゴン)・カナダ(中央)・南アメリカ(サンパウロ)・ヨーロッパ(アイルランド・フランクフルト・ロンドン・パリ・ストックホルム)・東南アジア(シンガポール・ムンバイ)・東アジア(東京・ソウル・香港)・オセアニア(シドニー)・中東(バーレーン)の、合わせて18の国と地域で展開されています。

提供するサービスは多岐に渡り、レンタルサーバー・データベース・アプリケーション・データの保存やバックアップを必要な時に必要なだけ使用する事ができます。料金体系も光熱費と同様で、従量課金制が採用されています。

ユーザーはサーバーなどを自分で用意する必要がなく、インターネット環境さえあれば誰でも使用する事ができます。AWSは現在世界中で採用され、個人や中小企業から米国の政府機関まで様々な所で利用されています。

AWSのメリット

AWSを使用する一番のメリットは初期費用が0円であることです。また、契約費用なども一切ありません。最初にハードウェアを購入したり、ソフトウエアをインストールすると考えるとどうしても初期費用がかさんでしまいますが、AWSを導入する場合はそのような心配がありません。

個人で導入する場合や、スタートアップ企業の場合はどうしても大きな初期費用は避けたい所だと思います。そんな時に、AWSは導入時の費用が無料なのでそれぞれのスタイルに合わせて自在に導入する事ができます。また、サーバーの設定の必要がなく、ユーザーがすぐに使える利便性もメリットの一つです。

使用するための準備が不要のため、時間や、企業で導入する場合は人件費も節約する事ができます。Amazonという信頼性とクラウドであるということから常にバージョンアップがされており、セキュリティ面でも優れています。

最後に、常に最新世代のハードウェアにアップグレードされているためパフォーマンスが良く、サーバーの質が高く保たれています。従来通りのやり方で、自身で定期的にハードウエアをアップデートする事を考えると圧倒的に便利で安全に使用できます。

AWSのデメリット

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初期費用がかからないのがAWSの最大のメリットですが、従量課金制のため毎月の費用が読めないと言うデメリットもあります。使った容量は分かるので、ある程度予測をすることは可能ですが、請求書が来るまで正確な請求金額は分かりません。

固定費がかからないのはメリットではありますが、正確な請求金額が、請求があるまで分からないのはデメリットにもなりえると言えます。また、もう一つ肝心な事は、AWSが提供するのはサービスのみと言うことです。自分でハードウエアを購入した場合と違い、何かトラブルが発生した時や、サービスの利用方法について不明な点がある時は自分で調べて解決する必要があります。

ただし、これについては無料の利用ガイド動画等も準備されており、そちらを利用する事もできます。既存のハードウエアを購入する場合と比べて圧倒的に便利なAWSですが、これら2つのデメリットもあることを頭の片隅に置いておく必要があります。

AWSを便利に使う!Cliの使用方法

Amazonが提供する便利なクラウドサービスAWSですが、Cliを使えばもっと便利にAWSを使うことができます。

CliとはCommand Line Interfaceの略でAWSをコマンドラインから使用できるツールです。AWSの操作を自動化したい時に良く使用するツールです。

AWS Cliには2つのバージョンがあります。まず1つ目は、本稼働環境に適したバージョン。2つ目はテストと評価を目的としたプレビューバージョンです。AWSを始めたばかりの人にはやや難しいかもしれませんが、慣れてくると便利に使える機能です。

Windowsの場合Windows用のインストーラーがあるので、そちらからインストールします。Mac、Linuxの場合はPythonのpipを使用してインストールします。しかし、もしWindowsでもAWS Cliの最新版を追っていきたい場合はpythonのpipを使用する事をお勧めします。

次に設定方法ですが、AWS Cliを使用するにはIAMユーザーのアクセスキーIDと、シークレットアクセスキーの設定をする必要があります。一番簡単な方法は、コマンドを入力すると、質問が次々と出てくるので、順番に回答を入力していきます。

自分で設定ファイルに書き込む事もできますが、こちらは少し慣れた方向けです。

AWSを活用しよう!

日々急速に進化するIT業界において、主要クラウドサービスの1つであるAWSはなくてはならない存在となっています。既存のハードウエアを購入することなく、初期費用もなく手軽に使用できるAWSは今後より多くの人に使用され進化、発展し続けるでしょう。

流動費になるため一定のデメリットもありますが、セキュリティと利便性を考えると導入の価値は多いにあると思います。皆様も一度検討されてはいかがでしょうか。